8. 固定資産税とは
固定資産税とは、市町村が課する地方税のことを言います。市内に「固定資産(土地・家屋・償却資産)」を所有している方が、その価値に応じて負担することになります。転勤して海外勤務などになった場合、リロケーションなどによって不動産所得がある場合は、固定資産税がかかります。
■税額の計算法
課税標準額 × 税率(1.4%)
・課税標準額… 固定資産課税台帳に登録された不動産の価格のこと
◆免税点
同一の方が市内に所持している資産ごとの合計額が一定の額に達していない場合、固定資産税がかかることはありません。資産ごとの合計額に関しては以下の通りです。
- 土地…30万円
- 家屋…20万円
- 償却資産…150万円
■減免制度
特別な事情がある場合、その事情に応じて固定資産税の減免を受けることができます。減免の対象となる事情としては以下のような例が挙げられます。
- 火災や風水害といった災害を受けた場合
- 生活保護法の規定による生活扶助などを受けた場合